その1.そもそも何じゃらほい?


どんなスポーツ?

一言でまとめると、遠くにある円(ハウスって言います)の中に石を投げ込んで点数を競うスポーツです。
ほうきでシャカシャカやってるやつね。一応オリンピックの種目みたいです。
石は2色あって、それぞれ8個ずつあります。選手は各チーム4人で、全員2投ずつ順番に投げます。
だから、よく聞かれる「ほうきではくひと?それとも投げる人?」っていうのは答えに困るね〜(^^

ポジションは最初に投げる人から、「リード」「セカンド」「サード」っていいます。あと、投げる方と反対側のハウスで「ここに投げて」って指示を出す人を「スキップ」って言います。
たいていはスキップが最後の2投を投げます。それで、スキップが指示を出して、誰かが投げるとき、残りの人はほうきで掃くってことになります。
スキップが投げるときも、反対側でスキップ代理が指示を出して、他の人はただひたすら掃くってことになります。

これがまた疲れるんだ〜


点数の決め方

点数は、どっちの石が円の中心に近いかで決めます。
そして、一番中心に近かったチームの石が、相手の一番近い石より何個内側にあるかで点数が決まります。
下の例を見てみましょう。
この例では、一番近い石は黄色だね。
だから、この回(エンドって言います)は黄色の勝ち。
そして、赤の一番近い石よりも黄色の石が2個中心に近いよね。つまり、このエンドは黄色2点ということになりま〜す。

次の例。石はどれだけ中心に近いかっていうのは関係ないんです。だから、
だと、赤3点ってことになります。
こういう感じで点数をつけてって、公式な試合は10エンドだけど、俺はまだやったことがありません。たぶん体力もたないわ・・・


ひ・み・つ

・実は石を投げるとき、時計回りか反時計回りに回転をつけてるんだよ。そうしないと、石が安定して滑らないから。
だから、石はびみょ〜にカーブして滑っていきます。これを利用して、手前にある石の裏側に回り込んだり出来るんです。

・ほうきで掃くのは、氷の表面についてるゴミと氷のくずを取り去ってなめらかにして、摩擦で氷を溶かして石が滑りやすくするためにみんな一生懸命掃いてるんです。